管理会計について
管理会計というと、その目的が経営管理に使うということになります。
したがって、経営の意志決定に役立てば良いわけで、対外的には作る義務はないわけです。
事業計画を作って予実管理をしたり、設備投資の採算を見てみたり、いろいろです。
日常的には、予算実績の管理や、部門別管理で皆さん経験しているはずなんです。
予実管理や部門別管理をして、なにを見るのかというと、要するに採算を見ています。
予実管理は、予算通りに売上、人件費、経費が計画通り達成またはコントロ−ルされているか。
部門別管理は、各店舗や営業所などの採算がとれているか、不採算ならテコ入れするか撤退をするかなど。
経営者の関心は制度会計より管理会計の方にあるのが通常です。
それと、資金計画、資金繰り表などもありますね。
事務処理の採算性からいえば、この制度会計と管理会計が同居する方が使い勝手かせいいわけです。
そういえば、TKCは、戦略・・・という名がついており、その名の通り戦略立案、同コントロ−ルに使えますよという意味を含んでいます。
当然、予算も立てられますし、毎月の経営資料に予算と実績の両方が比較して記載されます。
部門別会計も、取引毎に部門コ−ドを入れることで瞬時に、大量のデ−タを集計し分析ができます。