変動損益計算書とは
変動損益計算書とは、経費を固定費と変動費に分けて管理した損益計算書です。
なぜそうするのかというと、経費を固定費と変動費に分解することで、限界利益(商店の粗利に相当)がわかるからです。
限界利益がわかれば、その%としての限界利益率がわかります。
そうすると、固定費÷限界利益率が損益分岐点の売上高ということになるわけです。
この損益分岐点を出すには、制度会計では無理で、制度会計の損益計算書を加工し直して変動損益計算書を作る
作業が必要になるわけです。
こんな作業はたいへんですね。
というわけで、TKC戦略財務会計システムFX2が優れているとされているわけです。
TKC戦略財務会計システムFX2なら、すでに仕訳の段階で、勘定科目毎に属性を設定してあり、即変動損益計算書
として画面上に展開しますので、すぐ経営の意志決定に役立つというわけです。
例えば、今期100万円の返済をするにはいくらの売上が必要か、なども簡単にわかるわけです。
税負担を考えなければ、算式は、
(固定費+返済額−減価償却費)÷限界利益率
となります。